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Some notable things about her daily life.
映画雑記6

出張続きだったので、まとまった時間で映画をいくつか観れました。

 

『Dunkirk』

昨年発表されたノーランの戦争映画。

直前に「Darkest Hour」を観たこともあって非常にタイムリー。

 

・ ダンケルク:WWIIでナチス・ドイツに侵攻されたフランスからイギリス兵士たちを脱出させようとする撤退作戦(Operation Dynamoともいう)。映画は基本的に戦地をずっと捉えていく。

・  陸・海・空のそれぞれの視点から物語は組み立てられているが、ダンケルクでみんな交差するクライマックスまでの時間軸がそれぞれ異なる(1週間・1日・1時間)

・ CGにあまり頼らない、リアルを追及した戦争映画。

・ ストーリーがそこまで複雑ではなく、重点は映像のリアルさにある。いろんな死や恐怖心の描写は過去の映画(ダークナイト等)と共通する。

・ リアルさはとてもいいが、従来のノーラン監督の映画と比べると正直物足りない。むしろちょっとガッカリ。

 

久々にダークナイト3部作やメメントがまた観たくなった。

 

『Darkest Hour』

・ 上記ダンケルクと同じく、WWIIでチャーチルが新首相に就任する時の話。

・ ストーリーはダンケルクと違い、戦地ではなくイギリス国内の議会で主に進行する。

・ 敵はヒトラー…と思いきや本作では議会の前首相だったChamberlainなど身内の人間が中心。

・ Gary Oldmanは全然チャーチルに似ていないが、ちゃんとチャーチルに見える不思議。チャーチルのいいところ(愛嬌のあるところ)を前面に出していたのと、(アカデミー賞を受賞しただけあって)施した特殊メイクの賜物だと思われる。髪の毛1本にも命かけていることを改めて感じる。

・ Clementine夫人(Kristin Scott Thomas)や秘書のElisabeth(Lily James)のおかげで彼は成り立っている。

・ チャーチルは決してすべて成功したわけではなく、件のダンケルクはうまく撤退できたがCalaisにいた部隊は全滅している。本作はあくまでも彼の強い信念とリーダーシップを映し出すためにいいところにスポットを当てている。

・ 戦争映画ならではの派手さはないけれど、Oldmanの迫真の演技は一見の価値あり。

 

『The Post』

・ ベトナム戦争を分析・記録したPentagon Papersの存在を暴露したWashington Post社の女社長とジャーナリストの部下を中心とした実話。

・ ニクソン時代の話だけれど、ニクソン→トランプと見立てて放映された2017年にも十分通じる内容。

・ Tony Bradlee(Tom Hanks演じるBen Bradleeの奥様)の、(Meryl Streep演じる)Kay Grahamに関するモノローグが素敵すぎる。これも2017年に十分通じる内容で本映画の名シーンの一つ。

“We both know this will do nothing but burnish your reputation. And as for your job, you can always find another one.”

“Kay is in a position she never thought she’d be in — a position I’m sure plenty of people don’t think she should have. And when you’re told time and time again that you’re not good enough, that your opinion doesn’t matter as much — when they don’t just look past you, when to them you’re not even there, when that’s been your reality for so long — it’s hard not to let yourself think it’s true.”

“So to make this decision, to risk her fortune and the company that’s been her entire life? Well, I think that’s brave.”

| yumemix | INPUT (Movies) | 17:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
The Mentalist

少し前、というか最早今年前半の話ですが(何故なら下書きが6月時点のものだったから…)、Amazon Prime Videoを通じて全7シーズン見終わりました。今年の初め頃からだから、ほぼ半年かかりましたが、とても面白いドラマだったので一気に視聴しました。最初の数話は少しダレ気味だったのと、最終シーズンはそれまでと比べてスピード感が圧倒的に落ちてしまったのがちょっと残念でしたが、それでもちゃんとアメリカンドラマらしくHappy Endに終わることができたので、見ている方も(一応)すっきりします。

 

(Wikipediaのあらすじ)

カリフォルニア州捜査局(通称・CBI)の犯罪コンサルタント、Patrick Jane。青い瞳と爽やかな笑顔が似合うイケメンだが、元詐欺師で以前は自身を霊能者(サイキック)と偽り活躍していた。妻と娘を殺した宿敵Red Johnを追うため、CBIのコンサルタントとなり、人間心理を巧みに操る観察眼と推理力を持つ「メンタリスト」として型破りな捜査で犯人を追う。 Red John事件の終了後、CBIコンサルタント時代に捜査の過程で犯した大小さまざまな犯罪を帳消しにする条件として、FBIのコンサルタントとして捜査に参加する。

 

Wikipedia、身も蓋もなくネタバレしていたのね…(笑)

Red John事件もそうですが、(主軸の事件を除く)1話完結型のスピード感ありな展開、Patrick Janeと相棒Teresa Lisbonとの煮え切らない関係、WayneとGraceのくっついたり離れたりの関係、ポーカーフェイスなKimball等など、あげだしたらきりがないくらいに面白かったのですが、舞台をCBIからFBIに移し、風呂敷を広げたところから失速してしまった感じがします。Season 7は明らかにそれまでの脚本と違って、「このシーン必要…?」という謎なエンディングもちらほら。そして結局打ち切りになった、と。ちょっと残念だと思いつつも、主軸のRed John事件をSeason 6の途中で解決させてしまったあたりで「あれ…?」と思ったのも事実。Red Johnを殺し、復讐は果たしたものの、結局殺しちゃったので、迷宮入りしてしまった部分も多いのです。なんだろう…6シーズンもひっぱった割にはつかまり方はあっけないなぁ、というか。

 

主演のSimon Bakerは、L.A. ConfidentialやThe Devel Wears Prada等にも出演しております。普段はかなりの豪州アクセントなのに、このシリーズでは完璧にAmerican Englishでした。さすが俳優さん…!

| yumemix | INPUT (Movies) | 11:54 | comments(2) | trackbacks(0) |
『氷の花火 山口小夜子』

風邪等をひいてすこぶる体調が悪い中、それでも行きたいと思って旦那に懇願し、週末に独りで横浜ニューテアトルへ。出産後初めて行く映画館は息子のためのアニメ映画になるかなーなんて思っていましたが、完全に自分の趣味方面のドキュメンタリーでした…

日本人(ひいてはアジア人)で初めてパリコレのランウェイを歩いたモデルさん。170cm程しかなく、決してモデルの世界では長身ではなかったものの、その存在感が圧倒的で70年代はトップモデルとして活躍。資生堂との専属契約期間中はいくつもの広告に登場、どれもやはりインパクトのあるものばかり。近年はモデルのみならず、表現者として多方面で活躍し、2007年にわずか57歳で突然亡くなる。

生前親交があった松本監督は、そんな彼女のことをもっと知りたい、と思って遺品や彼女と交流のあった方々の証言から、山口小夜子の知られざる一面を探す旅に出る。100分足らずのこの作品にはいろんな方々の想いが詰め込まれており、視聴者もそれに強く引き込まれる。100分足らずの作品ですが、見応え十分でした。但し、山口小夜子にそもそも関心がないと厳しいかもしれません。そういう意味ではちょっとニッチな分野かもしれません。

横浜での上映初日ということもあり、松本監督が舞台挨拶とサイン会を開催。映画撮影において苦労した点や印象に残っている点などをざっくばらんにお話して頂きました。この作品、あまり宣伝されていないのがちょっと残念で、私も大阪在住の友達経由で知りました。タイムリーにも横浜で上映される直前のタイミングだったので、なんとか見逃さずに済みました。DVDとかになるんだろうか…是非販売して欲しいな。

映画の中でのクライマックスはやはり、現代に山口小夜子を蘇えらせる、という「永遠の小夜子プロジェクト」の場面だと思います。山口小夜子の遺品や関係者との対面からスタートしたこの作品を全て踏まえて、現代のモデル・松島花さんを起用しての撮影スタート。

松島花さん、決してパッと見は山口小夜子さんに似ていませんが、この撮影シーンには感動しました。山口小夜子も松島花も、目は実はくりっと丸く、「ヤマグチサヨコ」というモデルに変身する際は目元をスッと細めにしていたようで。こんなに似せられるものなんですね。この写真1枚だけではとても伝わりきらないので、ここのシーンは是非映画を観て欲しいです。

横浜ニューテアトルでは今月の29日まで、30日からは渋谷UPLINKにて、2月中旬頃まで放映される予定だそうです。
詳しくは【映画公式サイト】にてご確認ください。


ちなみに、山口小夜子といえば、昨年こんな展示が開催されていたようです。全然知らなくてそれがまたショックで…!

事前に知っていたら絶対観に行っていました。悔しいから本だけでも取り寄せよう。暫くは自分の中で山口小夜子フィーバーが続きそうです。


おまけ:パパとお留守番するはめになったことに腹立てた(?)息子が小さい仕返しをしてきた。

 
| yumemix | INPUT (Movies) | 12:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
探偵はBARにいる2

以前、出張の際に飛行機の中で1を見まして、大泉洋と松田龍平のタッグが非常に良かったので続編を楽しみに待っていました。ようやく2が出た!ってことで、珍しく2日前から六本木の映画館の席を予約し、日曜日の真昼間に旦那と一緒に見に行きました。

1と比べてさらにアクションが増え、笑いも増え(1からのネタ含む)、でもしっかり泣かせるところは泣かせる、といった具合でしょうか。考察等を書くほどの話ではないですが、エンターテイメント性があっていい作品だと思います。大泉洋が好きか嫌いかで意見が分かれるのかもしれませんが、私は大泉洋含む三枚目俳優さんって結構好きです、人を笑わせることが出来るって一種の才能だと思うので。顔より笑いですよ、奥さん!

舞台が基本的に北海道に限定されているところもいいですね。変にエリアやスケールがでかいものよりは、よっぽど日常っぽくてリアリティがあります。

また続編でないかなぁ。

| yumemix | INPUT (Movies) | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画雑記5
最近、加瀬亮と堺雅人出演の作品をよく見てます。

『アウトレイジ』(OUTRAGE)

キャプション通り、全員悪人。警察も極道も、みんな悪人。なかなか痛いシーンが多い。でも「人をいかに殺すか」というシンプルで残酷なテーマが非常に明確で、ストーリーを後から付け足したというのがよく分かります(ストーリーは結構ありきたり)。「頭を使うものが昇進する」という点で、漫画「サンクチュアリ」と通ずるものがある。加瀬亮の英語がわりと流暢でした、さすが帰国子女。10月には続編が出るそうで、楽しみ。

『それでも僕はやってない』
加瀬亮繋がりで。たまたま実家にいった時に家族と一緒に観ました。裁判モノは奥が深くて外れがあまりないですね。加瀬亮の、本当に「どこにでもいそうな、身近な若者」の演技が良かったです、かなりリアルでした。そんな矢先に、つい数日前、朝のラッシュ時の横須賀宣で痴漢に遭ってしまいました。

『アフタースクール』
堺雅人、大泉洋、佐々木蔵之介が出演するコメディー。圧倒的な存在感の俳優さんが占める作品、というものではなく、3人のバランスがうまく取れていました。さくっと見れて、構成もうま〜く出来ていているので素直に見ていると二度騙される仕組みになっています。

『ゴールデンスランバー』
堺雅人の主演作品。とある事件がきっかけでちょっとしたヒーローになった主人公が、別の大事件の殺人犯に仕立てられ、逃げ回るというストーリー。その人柄の良さになんだかんだで周りに助けられながら逃げ回る、という流れ。元カノもその一人として援助。しかし、このあたりの流れが如何せん長くてだるく感じてしまう。ちょっと残念でした。

『武士の家計簿』
加賀藩の御算用者を担っていた猪山家、その8代目猪山直之の話。武士でいながら、ソロバンで生計を立ててきたおり、肥大化した一家の借金返済に挑む。また、息子の成之に対し幼少時代から厳しく育てる姿も描かれている。全体を通して可もなく不可もなく、な映画。

しいていえば、晩年のお駒(仲間由紀恵)はちょっと無理があった、という点か。「J.Edgar」の映画でレオナルド・ディカプリオが演じた晩年のEdgar役にも同様のことが言える。声が容姿と合わなすぎて残念過ぎる…。

| yumemix | INPUT (Movies) | 02:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画雑記4
先週末、公開中の『Batman - The Dark Knight Rises』を見ました。

Trilogyなので、前作、前々作を見ているとなおいいですね。
アメリカ映画らしいヒーローもの展開で、非常に満足です。今回はヒロイン(Anne Hathaway)が美人だし!さらに続編が出そうな終わり方でしたが、興行収入次第では実現されるのかな?そうなれば楽しみですね。

それにしても、映画『Inception』に出てきた俳優さん・女優さん達が非常に多い・・・ノーラン監督のお気に入りさんたちなんだろうか。

少し前に見た映画。良し悪しありましたが、忘れそうなので書いておこう。

『ミラーズ・クロッシング』(洋画名:Miller's Crossing)

90年代初頭に出た、1929年を舞台にしたギャング映画。ギャング同士の争い&ドンパチ、というありきたりな設定ですが、主人公役のガブリエル・バーンがイケメン、というのが一番のポイント。ちょっと哀愁漂う雰囲気が、ラストのシーンに合う。

『知らなすぎた男』(洋画名:The Man Who Knew Too Little)
いろいろ知らなすぎる(けど強運の持ち主な)主人公が、自分の誕生日に弟やヤクザ等、その他の登場人物を振り回しまくるコメディー。コメディアンであるビル・マーレイの昔の作品ですね。特に考える必要もなく、終始笑えるので、疲れた時にいい一作。

『ブロードウェイと銃弾』(洋画名:Bullets Over Broadway)
ウッディ・アレン監督の(珍しく彼自身が出演していない)コメディー。劇作家デイヴィッドが、自身の戯曲をブロードウェイにかけて意気込む中、出資者がマフィアの親玉だったり、マフィアの愛人で演技が下手っぴな女優を起用しないといけなかったり、あらゆる困難に立ち向かうところからスタートする。最後の数分がめまぐるしい気もするが、コメディーだからこそアリなんだろうなぁ。

『ウワサの真相』(洋画名:Wag the Dog)
今年見た映画の中で一番ひどかった…。現職大統領のセックススキャンダルを揉み消すために、揉み消し屋(デニーロ)と、人気映画監督(ホフマン)がタッグを組んで、ありとあらゆる手段を使って国民を欺く、というストーリ。
クリントン大統領時代のセックス・スキャンダル、その後のアフガン攻撃の直前にリリースされた、皮肉まみれな作品。でもアメリカでは非常に評判が良かったそう。分かりやすいとはいえ、もう少し深みがあっても良かったんじゃないか、と思ってしまう…。

『ディーヴァ』(洋画名:DIVA)
憧れうのオペラ歌手の歌声を録音機で密かに録音する郵便配達員の主人公と、国民的人気の黒人ディーヴァの恋愛映画。エポック・メイキングだと絶賛された80年代初頭のフランス映画。うーん…好き嫌いが分かれそう…。私はこの世界観があまり共感できなくて入っていけませんでした。主人公に魅力を感じないと、難しいんだろうなぁ。主人公、ひょろすぎる…

| yumemix | INPUT (Movies) | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画雑記3
映画をよく見る今日この頃。面白い映画も、そうでないものも。

『サンキュー・スモーキング』
(洋画名:Thank you for Smoking)
久々に90分間、終始楽しめたコメディー。「Hangover」シリーズのようなただのどんちゃん騒ぎのコメディーではなく、Wittyでユーモラスなコメディー。こういう知的センスのある作品は大好きです。あまり知られていないのか、TSUTAYAのDVDレンタルで「発掘良作」コーナーの一番下にひっそりとおかれていました。Aaron Eckertは、「Dark Knight(バットマン)」など、脇役俳優として有名ですが、本作では饒舌で賢い主人公を演じていました。最近見た映画の中ではベスト5に入る良作です。

『ミレニアム・ドラゴンタトゥーの女』(スイス原作版)
ハリウッドでリメイクされたことで話題になっていますが、スイスで撮影された本作の方を見ることに。原作は3部作の小説だそうですが、こちらは前編後篇の2部構成にしていました。前編の終わりに主役2人がようやく出会います。

リズベット役の方はとても体当たりな演技をしていて、難しい役でありながらもうまく演じていました。彼女の描写は前編の方が(イベント的にも)インパクトがありました。作品の設定や登場人物がとても興味深いわりには、最後はあまり捻りのないエンディングだったため、もったいなくて残念過ぎる…。

『摩天楼を夢みて』 (洋画名:Glengarry Glen Ross)
舞台で有名な作品を映画化したもの。若い頃のアル・パチーノやジャック・レモン、ケビン・スペイシー等、豪華な俳優陣をキャストに迎えています。Glengarry Glen Rossというタイトルは、作中に登場する土地の名前「Glengarry Highland」と「Glen Ross Farms」から取ったもの。また、この作品はArthur Millerの悲劇「Death of a Salesman」を彷彿させるものとして知られています。

舞台ものだからか、あまりシーンの移動がなく、映画としての派手さはありませんでしたが、その代わり台詞回しがとても巧みでした。ジャック・レモンの語り口調が特に。こういう作品を見てしまうと、どうしても先日見た「乱暴と待機」と比べてしまい、完成度の違いを感じずにはいられないです。


『オリエント急行殺人事件』 
(洋画名:Murder on the Orient Express)
写真はサントラのアートワークですが、人物がみんな揃っていたので・・・
思いっきりクラシックなアガサ・クリスティーものも見てみたくなりました。小説で読んだ上で抱いていたポアロのイメージとAlbert Finneyが演じたポアロ役が一致しませんでしたが…でもベタなストーリーでもちゃんとヒントがちりばめられていて、面白かったです。よく見ると、Albert FinneyやLauren Bacall、Ingrid BergmanやSean Conneryなど、かなり豪華なキャストだったんですね。

『クライム&ダイヤモンド』(洋画名:Who is Cletis Tout?)
邦画名と洋画名がマッチしなくて意味不明です。ダイヤモンドは確かにキーアイテムだけど、タイトルに出すほどではないと思うんですが・・・。
正直、あまり印象に残らない作品でした。「カサブランカ」や「ティファニーで朝食を」など、あらゆる映画に触れる作品ではありますが、意外性を追求する映画のわりには「Usual Suspect」みたいなどんでん返しでもなく、いろいろと中途半端だと感じるに留まりました。


| yumemix | INPUT (Movies) | 01:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
マルタのやさしい刺繍
気付いたらアクセスが10万超えていました。ありがとうございます。昔と比べてすっかり牛歩並みの更新速度となってしまいましたが、それでもちょくちょく続けていこうと思います。

昨年末の飛行機内での映画鑑賞の流れで、いろんなものを見ようと心掛けています。特に日米以外のものも積極的に見ていきたいですね。

★マルタのやさしい刺繍 (洋画名:Die Herbstzeitlosen)

2007年にスイスで公開された映画。日本でも「大阪ヨーロッパ映画祭」にて上映されていたようです。全体で90分とそんなに長くなく、ほんのりと涙する場面もありつつ、全体的に前向きで楽しめる良作でした♪
原題の「Die Herbstzeitlosen」はイヌサフランという花の名前で、花言葉は「悔いなき青春・頑固」なんだそう。

■あらすじ(日本語公式HPより抜粋)
スイスの小さな村、トループ村に住む80歳のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。
スイスの伝統的な小さな村に広がる、夢に向かって頑張るマルタと彼女を支える仲間たちの夢と希望の輪。マルタの刺繍が、人々の心をやさしくあたたかく紡いでゆく―。

ちなみに上の写真だとマルタが一番右の人(緑のコート)みたいに見えますが、左から2番目(ピンクの鞄)の方です。この白髪のおばあちゃん。
ランジェリーは小さな田舎の村では破廉恥扱いされてしまいますが、「人の見えないところでのお洒落」って女性なら誰しもが考える点なのでは。下着に限らず、映画の途中で彼女が刺繍する村の旗もなかなか素敵でした。

物語はマルタのみならず、友人3人の人生にも触れます。マルタに真っ先に応援する者、「無理よ」と言い放ちながらも途中から心打たれて手助し始める者。様々な想いが交差するところも見物です。とりわけこの4人の行動はなかなか可愛くて、がんばれー!と応援したくなります。


| yumemix | INPUT (Movies) | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
映画雑記2
なんとなく映画を見る機会が多くて。
ただの雑記なので大したことは書いていません。ネタばれだけど。

『TIME』(洋画名:IN TIME)

Justin Timberlake主演。私の中では「中途半端な映画」という印象。
価値がすべて「時間」で統一されている世界、というコンセプトは非常に興味深かったし、実際そうであった場合の世界をよく描けていたと思う。しかし、「お金」という言葉が存在する(つまり、貨幣価値がかつて存在していた)にも関わらず、何らかの理由でそれが「時間」にすべて統一された。この辺り、映画の中では全く説明もなければ追求する者もいなかった。予告では主人公が『衝撃の真実』を知ると出ていたので、てっきりこういった根本的な部分が絡むのかと思っていたが、主人公が発見したのは「富裕層が不当に搾取している」という、容易に想像できる範囲のものであった。

あと、個人的な感想ですが、映画の中でいくつか(感情の)山場としている場面が、ことごとく自分のリズムと合わなかった…。おそらく、俳優・女優の演技力にも関わる部分なのかもしれないが、演技が評価できると思ったのはタイムキーパー(キリアン・マーフィー)くらいだった。
評価が辛口すぎるのは、たぶんそれなりに期待してたからなんだろうなぁ。

『冷たい熱帯魚』
「全力坂」のナレーターが主演の、グロ系作品。実際におきた事件がベースになっている。とにかく誰も救われず、ひたすら下り坂まっしぐら。決して、金曜日の夜に見る映画ではない…。
内容の暗さはさておき、ちょいちょい出てくる象徴的な演出が良かった。特に主人公が精神崩壊してしまう場面は秀逸。バラバラにした死体を川に流す場面で、川に映る主人公の影が(川に捨てた死体の血により)だんだん赤く染まっていくシーンがとにかく印象に残る。また、奥さんをつれて必死にプラネタリウムに行ったり(必死でまともな精神を取り戻そうともがいている)、壊れる直前にメガネを外されたり(糸が切れてしまった瞬間)、細かい演出が巧みに含まれていて良かった。
もともとその主人公自身にも欠点が多い(娘が最初からグレている、奥さんが料理が全くできない等、間接的に描写)のだが、それにしても報われなすぎて涙が止まらなかった。

『英国王のスピーチ』(洋画名:King's Speech)

アカデミー賞を受賞しているだけあって、正統派な映画。
(少なくとも、「冷たい熱帯魚」を見た後だと…)
純粋に吃音症の主人公を演じる難しさにアッパレ。ライオネル・ローグを演じたジェフリー・ラッシュの演技もキャラが出ていてとても良かった。
また、映画化が今になってようやく実現した背景(エリザベス女王が嫌がった)も知り、改めてイギリスの歴史に興味を持ちました。意外と知らずに過ごしてきてしまったなぁ。


『乱暴と待機』
舞台で脚光を浴びた話を映画化したらしいが、やはり(?)舞台向けのお話だったと思われる。あらすじをちゃんと見ずに映画を見たのだが、映画だと一体何を描きたいのかが最後になるまで分からなかった。(↑こういう広告を見ていたら違っていたのかもしれないけれど…)

ひねくれた者同士の、ひねくれた設定で展開されるお話。映画だとあまりインパクトはなく、けだるい雰囲気だけが残るのはなんでだろう。舞台の良さを改めて感じる作品、というのもなかなか珍しい。山田孝之のダメ夫っぷりはすんなり受け入れられた。個人的に小池栄子さんは好きなタレントなので、さらに頑張ってほしい。
| yumemix | INPUT (Movies) | 23:59 | comments(0) | trackbacks(1) |
映画雑記
先々月は旅行でボストン・NYに、先月は出張でロンドン・パリに行きました。長時間のフライトの最中、映画も結構堪能。

忘れないうちに至極簡単な感想メモ。

★ 探偵はBARにいる


東直己の小説『ススキノ探偵シリーズ』の第2作、『バーにかかってきた電話』を原作にしている。(小説の第1作は『探偵はBARにいる』であるが、2作目を映画化した)。やはり大泉洋が出ているだけあって、ハードボイルドとはいえコメディータッチ。

大泉洋(探偵)と松田龍平(助手)、というペアがかなり絶妙でいい味出ていました。クライマックスは多少想像できるものの、映画の続編も決定していることだし、続きが楽しみです。

★ アンフェア - the answer - 

フジテレビの人気ドラマ「アンフェア」の続編。「アンフェア」はドラマをちゃんと見たことがない(のに、オチだけは知っている)ものの、基本的には「型にはまらないカッコイイ刑事、篠原」という路線の作品なんだろうと思います。アンジェリーナジョリーの「ソルト」や「トゥームレイダー」のように(←内容がどうであれ、アンジェリーナジョリーかっこいい!的な作品になる)、「アンフェア」も『篠原涼子かっこいい!』という色になってしまう。内容よりも主軸がそこに置かれているので仕方がないのかもしれない。エンディングも想定の範囲内。

★ Source Code (ミッション: 8 ミニッツ

「王様のブランチ」での予告でちょっぴり気になっていた作品。死者の死ぬ8分前の意識に入り込むことができる「ソースコード」というプログラムを使い、電車爆破テロの犯人を暴くこととなった主人公の、タイムリミットと戦うサスペンスもの。構成は「インセプション」ほど複雑ではないにせよ、それに似た類のものです。所々、展開が早すぎる気もしましたが、それでも時間内にしっかりまとまっており、概ね良かったと思います。エンディングは、個人的にはあまり大きなサプライズではありませんでした。この設定ならこうなるだろう、というか。


★ ツレがうつになりまして。

実は飛行機が着陸態勢に入ってしまい、全部見れていない作品。夫婦に宮崎あおいと堺雅人を抜擢していて、非常にしっくりきます。現状でまだ半分しか見れていないので、内容に関しては何ともいえず。ただ、ドラマ版の夫婦、原田泰造・藤原紀香よりはしっくりくる夫婦役ですね。

★ Shawshank Redemption(ショーシャンクの空に)

何度見ても飽きない映画の一つ。希望がわくというか、諦めてはいけない、ということをしっかり教えてくれます。主人公自身、『妻に浮気されてしまう夫』というどん底からスタートするわけですが、彼がいかに優秀であったか、あらゆる過程で証明されていくのが面白い。それを一人称でなく、のちの親友となるRed(Morgan Freeman)の視点ですべて語られているところがいい。主演のTim Robbinsも童顔ながら気付けばもう50代…!

★ The Hangover Part 2

いい大人達がBachelor’s Party(結婚式の前夜祭)で泥酔、次の日目覚めた時には何も覚えていないため、前の晩に何が起きたのかを辿っていく…というトンデモ映画のパート2。
コメディーなのは分かる。おバカ満載で面白いのも分かる…。が、どうもこの手の映画は、その時の気分によって楽しめたり、あるいは気分を害されるだけだったり。今回は残念ながら後者で、ほとんど飛ばし飛ばしに見る羽目になる。内容についてコメントするまでもない。

★ The Fugitive(逃亡者)
濡れ衣をきせられた医者が、脱走して警察をまきながら真相に迫っていくアクションサスペンス。ほぼ20年前…かなり昔の映画ですね。主演のHarrison Fordや、Tommy Lee Jonesもかなり若い。上述の「アンフェア」と同様、「ハリソンフォード、かっこいい!」系の構成となっている(少なくともそう見える)。ストーリーよりも彼のカッコよさ(スマートさ?)に主軸があるので、せっかくの設定にあまり重みを感じないのは自分だけだろうか?
| yumemix | INPUT (Movies) | 01:27 | comments(2) | trackbacks(0) |
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