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TIME TRAVELERS タイムトラベラーズ

最近はずっと20周年記念で発売されたカービィをやっていましたが、カービィのレビューってちょっと今更な感じもしますね・・・。

LEVEL 5から出た「タイムトラベラーズ」をPSPでプレイしました。「428」と同じく、いろんなキャラクターを操作し、物語を進める形式のアドベンチャー。設定がかなり壮大な割には携帯ゲーム用に出された作品なだけあって、コンパクトにまとまっていました。

さくっとプレイするにはいいです。人に薦めるかと聞かれたら、前作「428」をプレイしているかどうかで変わってきます。未プレイなら薦めます、既にプレイしているならちょっと微妙かもしれません。私の場合、「428」からの本作ということで期待を高く上げすぎたのか、プレイ後は正直ちょっぴりガッカリでした。

以下、ネタばれ含む「ここ残念」と思った点をあげました。こういう形式のゲーム自体はとても好きなので、次回作にぜひ期待したいです。


多少繋がっていますが、だいたいこういうところです。
・ キャラクター同士の繋がりが薄い。
・ チュートリアルが長すぎる(説明が丁寧すぎるとでもいうべきか?)
・ QTE(Playing Cinema Action)操作が簡単過ぎる
・ ポリゴンモデルが残念過ぎる
・ 物語のスケールに対しゲームボリュームが少な過ぎる
・ 「タイムトラベルフォン」という名のラブプラス、いらない…


どうしても前作「428」と比べてしまうので、辛口になってしまうんだろうなぁ…

とにもかくにもキャラクターの繋がり・絡みがなさ過ぎる。「428」では結構無理やりにでもキャラクター同士を絡めていたと思いますが、そのおかげで「なんじゃそりゃ(笑)」というぶっ飛んだBAD ENDもいっぱりあり、それ自体一つの楽しみと言ってしまってもいい位でした。今回、キャラクター同士の繋がりがないわけではありませんが、『ロストホールの事件を生き抜いたが故にタイムトラベラーズである』こと以外に繋がりは大してない5人なので、繋げ難いのも分かりますが…そこはゲームなので、無理やりにでも繋げて欲しかったところです。(そういう意味では「428」はエリアを渋谷に限定していた分、無理やり繋げることに成功していたとも言えます)。ただ、今回比較的多かった、明らかに「おふざけBAD END」へ導く選択肢は悪くないです。

TIME STOPが起こると、ゲームが親切に他の人のストーリーに飛んでくれてしまいます。最初の1回はいいですが、それ以降はいらないと思います。「428」をやったことがある人なら基本いらないし、ここまで丁寧すぎるとプレイヤーのゲームペースと、ゲーム自体のペースに乖離が生じてしまい、ホント萎えてしまいます。

ストーリーを進めるにつれてPlaying Cinema Actionがちらほら出てきますが、要求される捜査が非常に簡単過ぎて必要性が見出しにくかったです。これ、本当に必要なんだろうか…?

本作、「428」と違って実写等ではなく、ポリゴンモデルを使っています。設定されたキャラクターの良さがポリゴンモデルではあまり反映されていない気がします…みこととか、この記事のトップにある画像(キャラクターイメージ)と比べると全然可愛くない…。とはいえ、これはおそらくマルチプラットフォーム(3DS、PSP、PSVita)にしている上で、ポリゴンモデルで表現できる限界なんだろう推測します。ポリゴンモデルにした途端、有理以外みんな残念。

「タイムトラベル」、という壮大なスケールの作品を、携帯型ゲーム機用のゲームとして出すことにそもそもの疑問を感じてしまいました。「428」より遥かに大きい話なので、PS3やWiiでも良かったのに…。とはいえ、携帯ゲーム機ソフトとして出すとなった以上、ある程度コンパクトにせざるを得なく、その弊害として自由度の少なさが出てきてしまったんだと思います。自由度というのは、作品の醍醐味である「誰の話が誰の話に影響するのか」を完全に自分で推理する時間のこと。本作では実質1時間(19:00〜20:00)しかなく、しかもそのまま一本道で進み、みことを捜査する時は選択肢1つのみ。ちょっとなぁ〜…時間がなかったのか、容量がなかったのか、雑な印象を受けました。

無理なのは自明で、それでも敢えて言ってしまうと、みことを操作できない(最後のみことの部分は操作しているとはとてもいい難い…)のがやっぱりに残念でした。みことはタイムトラベルを繰り返し、何度もこの1日をやり直しているので、そのネタをギリギリまでばらさないためにも、みことの時間軸を他の5人と一緒にすることは出来ません。でもこの5人を裏で操作しているのがみことなので、プレイヤーとしてはみことを操作出来たらこのゲームの醍醐味をもっと味わえたのに、と思わずにはいられない。「タイムトラベル」というコンセプトをそのままストーリーとして扱うとなると、こういう弊害が出てきてしまうのでしょうが、そこを頑張ってもう少し練って欲しかったです。本当に残念。

ゲームをクリアした後にプレイできる「タイムトラベルフォン」はただのラブプラスでした。コンセプトは分かるけれど…うーん…。女性向けに有理や究悟が出る、ならまだ分かるんですが(それでも多分私はやらない)、これに力入れるくらいなら本編の自由操作の部分をもっと練って欲しかったです。


そんな訳で、制作側の言い訳を全く無視して言いたい放題言ってみました。「大東京トイボックス」のような漫画を読んでいると、ゲームに限らず制作って大変だなぁ思ってしまいますが、そればっかり気にしてたら何も言えなくなってしまいますよね。

本作は気になる点がいろいろありましたが、是非次回作に期待したいです。

| yumemix | DAILY (Games) | 02:05 | comments(0) | trackbacks(0) |









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